叱って下されお館さま!
最近季節外れに寒い日が続き、某の体温が高いのを知るお館さまが…その、此処数日寝所にお誘い下さるのだ
夢の様な日々を送っていたのだが、今日は初夏のような暖かい日であった為に…お声が…掛からなかったでござる…
毎晩などと贅沢な事だとは判っていても、やはり落胆する気持ちは抑えられぬ。あの逞しい上腕二頭筋と厚い胸板に寄り添って眠る事が出来ないのが某は…某は…!
はっ! オレは何と破廉恥な事を…!
お許し下されお館さむぁあああああ!!!!!
オレはあの鼾に耐えられる旦那が凄いと思うよ…。 by佐助
? オレには子守唄に聞こえるが?
……そりゃ、旦那も大物だね…。 by佐助
それより佐助。お館さまの鼾を何故知っておるのだ?
へ? そこ突っ込む所?
by佐助




はっ! オレは何と破廉恥な事を…!


オレはあの鼾に耐えられる旦那が凄いと思うよ…。 by佐助

? オレには子守唄に聞こえるが?
……そりゃ、旦那も大物だね…。 by佐助

それより佐助。お館さまの鼾を何故知っておるのだ?

へ? そこ突っ込む所?


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最近佐助の姿を見掛けないのだが… お館さまの命ならばその旨報告がある筈だがそれもなく、主に断りも無く行方知れずになるとは真田忍隊の長として自覚が足りぬ!
と説教の一つもしてやりたい所だが、やはり心配で今朝方お館さまの所に相談に行って参ったのだ
そんな某に、お館さまは「自分の部下を信頼出来ぬとは精進足らぬ!」とお叱りを頂いてしまった
そうか…佐助のする事を信用して待つ度量を持てとお館さまは仰られたのだ! この幸村、慢心しておりましたぞ!
むぉおおおおお! 真田源次郎幸村、部下を信じ、黙って待っておるぞっ!!
猿飛佐助、ただいま戻りましたよ~…って、ちょ、旦那っ! いきなり拳向けないでよっ!
何言ってんの、 アンタが越後に様子を見て来いって言ったんでしょーが!
by佐助
む? そうだったか…?
だぁ~ん~なぁああああ~~~? by佐助