う…うぉおおおやかたさむぁあああああああああ～～～！！！！！！　

ちょ、旦那！じゃない、真田の大将！　　by佐助

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某、かぜとやらにかかったようでござる　数日前から喉の奥が腫れたようで、何と上手く声が出ないのだ！　こっそり修行しようとしても直ぐにだるくなって身体を休めねばならないし、お館さまとの掛け合いも続かないのでござる…。お館さまは暫く安静にしておれと仰られていたが……某は…某は己の不甲斐無さがただひたすらに許せぬのでござる！

うぉおおおおおやかっ……げほっ、ごほっ


あああ、何やってんの旦那！　ちゃんと薬飲んで寝てなきゃ駄目でしょ！　by佐助

その薬は苦いから嫌でござる！

嫌って子供じゃないんだから　明日お館さまと出かけるんでしょ？　大人しくしてないと縛り付けて行けなくするよ？　by佐助

そ、それは困るでござる。…しかし佐助、これはどうしても飲まなくてはいけないのか？

飲まないと治らないよ～。そんなものも飲めない男だって大将が知ったらどう思うかねぇ？　by佐助

むむ…。の、飲むでござる。うぐぉおっ！

ヤレヤレ…　by佐助

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昨日は武田家臣の皆々様方と一緒に花見をしたでござる！
素晴らしき満開の桜を愛でつつ食す団子は又格別でござった
途中から原どのに酒を勧められ、某はそんなに呑めないのだがご好意を無にしてはと頂いた辺りから実は記憶があまりないのだ……
お館さまや佐助の姿は見えないし、勝頼どのは苦笑するだけで何も言われず、山県どのは目を逸らして逃げてしまわれる

……一体某は何をしたのであろうか？

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今日は一日雨が降っていたので道場で修業をしようとしていたのだが、お館さまの命により勘助どのから学問の教えを乞う事になってしまった　そ、それは大変光栄な事と理解してはいるのだが…某は文字を見ると眠くなってしまうのだ　一生懸命書物を読んでいたつもりだったのだが何時の間にか意識を失っていて、勘助どのに呆れられてしまった
次はもっと簡単な所から始めようと言って下さってはいたが…お館さまに失望されたら俺は一体どうしたら良いのだ…。

うぉおおおお館さま～～～～～っ！！！！！

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